サファリハット

強い日差しにも日焼けにも負けないサファリハット

サファリハットとは

サファリハット

サファリハットとは、もともとは狩猟旅行に適した帽子として、探検家がかぶるようなものでした。しかし、厳密にどの時代にどのような企画で作られたなどが明白なものではなく、狩猟旅行っぽい感じ、探検家がかぶっているっぽい感じ、というのが本当のところでしょう。
サファリハットの形状は、日よけのためにつばが広く、円筒形をしておりトップが平らで、急に走ったり風が吹いても飛ばないようにあごひもがあり、コットン製で吸汗性がよく折り畳めるもの、ということになります。しっかりした定義があるわけではないですが、概ねこのようなものをさしているといって良いでしょう。

本来が実用物ですので、使い勝手や着心地などの機能性を重視した帽子になります。コットン製で吸汗性が高いのもそうですが、最近では、UVカット加工やゴアテックス加工がされているものもあります。
かつては、登山でよく用いられてきましたが、アウトドアに向いているということから、スノーボードなどでもかぶられるようになりました。またアウトドアのアクティビティということで、子供を公園で遊ばせる際にママがかぶったり、屋外のフェスティバルなどでも一般的なアイテムとなり、それに合わせてカラフルなものや柄物も増え、メンズ・レディースともにコーディネートしやすいおしゃれなアイテムとなってきています。

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サファリハットとバケットハットやブッシュハットなどとの違い

サファリハット

サファリハットと同じような帽子として、もう少しつばの狭いバケットハットというものがあります。また、サファリハットと同じように使われる帽子としてブッシュハット、ジャングルハット、ブーニーハットがあります。混乱しますので、整理しておきます。
バケットハットは、サファリハットと同じような形状や機能の帽子ですが、サファリハットよりもつばが狭く、あごひもがありません。
サファリハットのつばが広いのは日よけのためで、あごひもは風で飛ばされないようにするためですが、もともとの利用シーンとしてはサバンナの平原で馬に乗っているところを思い浮かべれば良く、そこで両給される遮光性と防風性は現代日本のアウトドアシーンではちょっと過剰というべきでしょう。そこで、おしゃれさやコーディネートを考慮してつばが狭くなり、あごひもがなくなったのがバケットハットということになります。

ブッシュハットとブーニーハットは、形状がサファリハットに似たミリタリー用途の帽子です。屋外で行動するという意味では同じなのですが、ブーニーハットはサイドのボタンでつばを挙げテンガロンハットのように扱うことができ、ブッシュハットはブランチ・ループと呼ばれる木の枝や草を引っ掛けてカモフラージュするためのベルトが付いています。
このブッシュハットとブーニーハットはベトナム戦争のときの米軍が愛用し、戦後アドベンチャーハットやジャングルハットとして軍隊以外にも広がっていきました。
現在ではこれらはサファリハットと混交していきました。起源は違いますが、現在ではサファリハットとこれらの帽子の間には明瞭な区別がありません。

サファリハット

サファリハットのかぶり方とコーディネートの仕方

サファリハット

サファリハットのオーソドックスなかぶり方は深かぶりです。しっかり深くかぶり軽く後ろに倒します。こうすることで視界を遮りませんし、顔も明るく見えます。
浅かぶりはしない帽子ですが、ストリートファッションなどの影響から、浅かぶりにするほうが今どきの感じがでるというところもあります。あえて浅かぶりにする場合は、つばの狭いサファリハットのほうが使いやすいでしょう。

サファリハットのコーディネートの基本は、カジュアルなスタイルです。カジュアルの中でも、アウトドアスタイルに合わせるのがポピュラーです。ジーンズなどの動きやすい服装でコーディネートするほうがまとまります。基本的にカジュアルファッションとの相性は良いので、あまり意識せずにコーディネートしてもいい感じになりやすいです。
逆にフォーマルやきれいめのファッションには合わせにくいです。とくにあごひもが合わせにくいため、あえてフォーマルでコーディネートするのならば、あごひもがなくつばの狭いバケットハットのほうが合わせやすいでしょう。さらに無地の黒にして、適度に着崩しながら出来るだけシンプルなコーディネートでまとめると良いでしょう。

サファリハット

サファリハットはどんな人に似合うか

サファリハット

サファリハットは男性にも女性にも合います。上述の通り現在のサファリハットは、バーニーハットなどの色々なアウトドア用の帽子が合流して出来ていますので、一口にサファリハットと言っても様々なスタイルの違いがあります。そのため、自分に似合う形をじっくりと探すのが良いでしょう。
顔の大きい方や、面長の方、四角顔や丸顔の方にはつばの広いものが合います。
顔の小さい方や、逆三角形顔の方にはつばの狭いものが合います。このタイプの方がつばの広いものをかぶる場合は、テンガロンハット風になるものを探して、テンガロンハットスタイルでかぶるのが良いでしょう。

サファリハットの選び方

つばの広さ

サファリハット

サファリハット選びで気にするポイントとしてはまずは遮光性だと思います。それはつばの広さということになります。つばが広いほうが日陰となる部分が多くなり、日焼け対策や眩しさ対策に効果的となります。しかし、つばが広すぎると顔が隠れてしまいます。
目深にかぶったときに顔を隠さないギリギリのつばの幅は5cmと言われます。米軍のハットでは6cmだったということがあり、このあたりが視界を遮らずに太陽の光だけを遮る限界となるようです。

機能

サファリハット

長時間被っていると、暑さやムレが気になってきます。透湿・速乾仕様であるかどうかや、換気機能(ベンチレーション機能)の有無がポイントになります。もちろんこれは、どの程度ヘビーデューティーに使うかによって重要度が変わってきます。登山や釣り、炎天下での長時間の夏フェスなど、厳し目の状況ではこれらは大切になってきますが、公園を散歩する程度ではここまでのものは必要ないでしょう。むしろシンプルで折りたたみやすく、かばんの中に常備しておき、ちょっと日差しが気になったときにさっとかぶることができるという方が大切かもしれません。

サファリハット

機能を中心に考える場合は、まずは防水機能が必要かどうかから考えると良いでしょう。
登山や釣り堀ではない釣りなど、人工物のあまりない屋外で長時間の行動をする場合、防水はたいへん大切な機能となります。山の天気は変わりやすいと言いますが、山でなくても、人間は家屋で守られていないと実にか弱いものです。しかし、防水機能のある素材を使った帽子は、日が射すと蒸れやすいというデメリットを持ちます。このコンフリクトを回避するために、素材や製法で工夫したり、ベンチレーション機能をつけたりしています。ヘビーデューティーな用途のときはここに注目しましょう。

サファリハット

また、人工物のあまりない屋外で長時間行動をする場合は、風に対する対策も必要になります。人間は屋内にいるからこそ風を無視できるのであって、屋外に文字通り「吹きっ晒し」であるとき、風はなかなか厄介です。サファリハットのあごひもはオマケ的な役割になっており、あごひものないバケットハットも普及していますが、ヘビーデューティーの場合はあごひもにも着目しましょう。その時は長さを変えることのできるコードストッパーがついているものが良いです。

タウンユース

サファリハット

もともとは、ヘビーデューティーな用途であったサファリハットを始めとするアウトドアウェアを街の中でも着るようになったのは1970年代のことです。その着こなしはアメリカから始まりましたが、日本でも市民権を得ました。そのためサファリハットには、アウトドアのイメージを残しつつ、実際にはタウンユースに向いたデザインのアイテムが多数あります。登山や釣りなどで人工物のあまりない屋外で長時間行動するということを考えないのならば、そこまで本来の用途にこだわることはなく、タウンユースにとって向いたデザインを選ぶのが良いでしょう。